[童話]守屋山に黄金色の花が咲いた
守屋山に黄金色の花が咲いた 8
どのくらい歩いたのでしょうか。
ふもとのひあたりの良い場所についた時、
少女はあっと驚きの声をあげました。
何百年もの間、おおぜいの人が探しても
みつけることができなかった黄金色の花
が、どて一面に咲いているではありませ
んか。
それも一本や二本ではありません。
そこには百本…いや千本…ニ千本、数え
きれない位の黄金色の花が咲いていたの
です。
黄金色の花は太陽にあたり、きらきらと
輝いていました。
「なんてきれいな花だろう」
少女は黄金色の花にみとれていました。
つづく
「守屋山に黄金色の花が咲いた」は、
みほようこ初めての童話集「風の神様
からのおくりもの」に収録されています。
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