2020-11-03 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 帝のお召しに応じないかぐや姫 8 帝は、急いで狩りの日を決め、狩りに出かけました。 そして、姫の家へ寄りました。 帝が、家の中へ入ってみると、美しい姫が座ってい ます。 今までみたことのない美しさでした。 帝は、奥へ逃げて行こうとするかぐや姫の袖をつか まえ、そばに座らせました。 かぐや姫は、顔を袖で隠しています。 「許しはしないぞ」と帝がいうと、かぐや姫が、「私は、 この国で生まれたものではありません。だから、私を 連れて帰るのは難しいでしょう」といいました。 つづく