2020-11-11 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 帝のお召しに応じないかぐや姫 16 八月十五日が近づいたある日の夜。 姫は縁側に座り、月をみながらはげしく泣いています。 人目も気にしないで、はげしく泣いていました。 「姫、どうした」 おじいさんとおばあさんが、かぐや姫に聞きました。 かぐや姫が、泣きながらいいました。 「前々から、私が泣いている訳を話そうと思いました が、話すと二人が悩むと思い、今まで話せませんで した。 でも、いつまでもだまっているわけにもいきません。 おもいきってうちあけます。私は、この世の人ではあ りません。 つづく